御社ではノベルティを制作する際、目的や効果を意識していますか?「何のために作るのか」を意図していないノベルティは、コストの無駄になってしまいます。そこで今回は、ノベルティのメリットや制作にあたって検討したいポイントを中心にお伝えしていきます。
目次
ノベルティは何のため?目的や効果を確認しよう
そもそも、企業は何のためにノベルティを制作し、配布するのでしょうか。まずはノベルティの目的や効果を確認しましょう。
認知度を高める広告宣伝活動の一種
ノベルティ(novelty)とは、販売促進や広告宣伝のために企業が無料で配布する「記念品」のことを指します。企業や商品のロゴマークが入った記念品を、店頭や街中でもらったことがある方も多いのではないでしょうか。
企業がノベルティを配布する主な目的は、企業や商品に対する認知度の向上です。例えば、路上でティッシュを配布している光景をたまに見かけますが、あれも販促の一環でとしてのノベルティです。
受け取った人は、ティッシュを使うたびに企業名や商品名を目にすることになるため、認知度アップにつながります。
ノベルティは一般の消費者向けのものだけではなく、企業向けの展示会やイベントでも活用されています。
低予算でターゲットにアプローチできる
ノベルティは、多くの予算をかけずに実施できるマーケティング施策のひとつです。
一般的に、テレビCMや新聞、雑誌などのマス媒体へ広告出稿をする場合、数百万円〜数千万円程度の予算をかける必要があります。デジタルマーケティングに注力する場合も同程度のコストがかかるでしょう。
ですが、ノベルティなら配布物や数量しだいでは100万円以内におさめることが可能です。マーケティング活動の予算が限られている場合、低コストでターゲットにアプローチできるノベルティは効果的な手法といえるでしょう。
やみくもに作るのは NG!ノベルティ制作のポイント
ノベルティを担当者の好みで適当に作っている企業もあるようですが、それではターゲットの興味を惹くことはできません。ノベルティ制作にあたっては、以下のようなポイントを意識しましょう。
実用性のあるものが喜ばれる
基本的に、ノベルティは実用性のあるものが喜ばれます。
どんなにこだわったデザインでも、オブジェのようなものや缶バッジなど、実用性がなく見た目の好みが分かれるノベルティは避けたほうが無難です。人によってはネガティブな印象をもたれる場合もあるので注意しましょう。
実用性があり、もらう人からも人気が高いのは、ボールペンや卓上カレンダー、クリアファイルなどです。誰でもすぐに使えるので、幅広い層にアプローチしたい場合におすすめです。
ターゲットの利便性を考える
ターゲットや配布場所を絞ってアプローチしたい場合は、その人たちの属性やライフスタイルに合ったノベルティを検討しましょう。
例えば、スポーツやアウトドア好きな方をターゲットにする場合、手拭き・汗拭きシートやタオル、ドリンクボトルなどがおすすめ。主婦の方の興味を惹きたければ、エコバッグや家事の便利グッズを選択肢に加えましょう。
事業と関連するものがベター
事業内容や商品と関連するものであれば、無関係のものより印象に残りやすいです。
例えば、アイマスクは寝具メーカーのノベルティとして相性がよいですし、IT企業ならUSBに挿して使える卓上扇風機やミニライトなどがおすすめです。
可能なら自社の事業内容と親和性の高いアイテムを選び、ターゲットにインパクトを与えましょう。
自社に合うノベルティはどこで見つける?
では、ノベルティはどこに依頼すれば制作してもらえるのでしょうか。取り扱っている業者をご紹介しましょう。
ノベルティ通販サイトで探す
最もポピュラーで手軽なのは、以下のようなノベルティ専門の通販サイトを利用する方法です。
ほしい!ノベルティ
セレクションズ
販促マニア
velty(ベルティ)
ネット通販で買い物をする要領でロゴ入りアイテムを制作できるので、ノベルティ制作が初めての企業でもスムーズに作れるでしょう。
注文の流れは業者によって異なりますが、たいていの場合、注文から納品までメールまたは電話で完結できます。サンプルを請求できるサイトもあります。
オリジナルノベルティを作る方法も
一般的なノベルティ制作では、既存アイテムにロゴを入れることになりますが、差別化を図りたい場合はオリジナルノベルティを制作するのもおすすめです。
<完全オリジナルのノベルティが作れる業者>
販促ワールド
TRANS
例えばエコバッグの場合、生地や形状、サイズを選択でき、印刷方法にもこだわることが可能です。オリジナル制作に対応できるアイテムは限られますが、色々とカスタマイズできるのでライバル会社と差をつけることができるでしょう。
企業イベントとの連動が効果的
ノベルティは、周年イベントや新製品ローンチパーティーなどの企業イベントと連動させると効果的です。イベントの主旨に沿ったアイテムをノベルティとして配布すれば、イベント終了後も思い出してもらえるので宣伝効果が持続します。
ノベルティと企業イベントを連動させて、宣伝効果を高めたいは、イベント企画のプロにサポートしてもらうのがおすすめです。企業イベントはさまざまな施策と連動させるのが成功のコツですが、従業員だけで企画・運営するのは大変手間がかかります。
当社SMLでは、関連施策を含めた効果的なイベント企画のご提案が可能です。企業イベントの実績豊富な専門部隊「the MOMENT」が、ノベルティ制作のご相談からイベントの運営まで丁寧にサポートいたします。
ノベルティを宣伝媒体ととらえよう
ノベルティはただの配布物ではなく、企業や商品の認知度を高め、ターゲットの興味関心を惹く宣伝媒体ととらえましょう。目的・効果を踏まえ、戦略的にノベルティを作れば、ターゲットに大きなインパクトやポジティブな印象を与えることができます。宣伝効果を高めるノベルティを制作し、ライバル会社と差をつけましょう。