社内のコミュニケーション促進のため、多くの企業がおこなっている親睦会。社内交流にうってつけですが、「飲み会ばかりでマンネリ化している」と感じている方もいるのではないでしょうか。今回は、社内親睦会のメリットや飲み会以外のアイディア・盛り上げるコツをご紹介します。

社内親睦会を実施する意義・メリット

親睦会の社員の様子

御社では、社内親睦会をどのような目的で実施していますか?まずは社内イベントとしての親睦会の意義やメリットを確認しておきましょう。

単なる飲み会ではない

一般的に「親睦会=飲み会や食事会」というイメージがあります。ですが、社内親睦会は友人同士の集まりとは性質が異なるため、ただの飲み会で終わらせるのはもったいないです。

「毎回、ただ飲んで話して終わり」とマンネリ化を感じているなら、親睦会を社内イベントの一環としてとらえ直し、その意義や目的を考えることが大切です。

社員同士の親睦を深める

親睦会は、その名のとおり、参加者同士の親睦を深めるための会合です。同じ部署なのにあまり話したことがない人や、いつも業務連絡でしか交流がない人と交流できるチャンスとなるため、職場の雰囲気づくりや活性化に役立ちます。

楽しい会合でコミュニケーションをとっておけば、業務上のコミュニケーションもより円滑になるでしょう。

ストレス発散・リフレッシュ

社内親睦会は基本的に楽しい雰囲気のイベントなので、従業員の日頃のストレスを発散する場にもなります。

社内イベントにはかしこまった雰囲気のものもありますが、親睦会はどちらかというとリラックス系のイベントです。そのため、会社のためにがんばっている従業員がしっかりと息抜きできるコンテンツにしたいものです。

モチベーションを高める

質の高い親睦会は、従業員の「モチベーションアップ」にも効果的です。親睦会がマンネリ化してくると、参加者に「めんどくさい」「早く帰りたい」といったネガティブな気持ちをもたれやすいです。でも、いつもとひと味違った魅力的なコンテンツなら、参加意欲や期待感が高まります。

また、親睦会で交流が深まり、しっかりとリフレッシュできれば「明日からまたがんばろう」とモチベーション向上にもつながるでしょう。

発想は自由!親睦会の方向性はさまざま

社内ボーリング大会

では、具体的にどのような親睦会が効果的なのでしょうか。親睦会の方向性は多岐にわたりますが、ここでは主なジャンルを5タイプご紹介します。

季節のイベント系

春のお花見や夏の納涼会、年末の忘年会など。季節に合わせた親睦会はもっともオーソドックスで、多くの企業で実施されています。

ほかの社内イベントと比べると段取りしやすいで、シンプルな内容にすれば幹事の負担もそれほど多くありません。ただし、季節のイベント系は飲み食いするだけで終わってしまいがちなので、有意義なものにするには何らかのアクセントが必要です。

歓送迎会

歓送迎会もポピュラーな親睦会のひとつ。歓迎会は、新たに職場に加わったメンバーとの交流を深め、これから一緒に仕事をしやすい関係を築くのに有効です。送迎会では、お世話になった同僚や上司に、感謝やねぎらいの気持ちを伝えるよい機会となるでしょう。

チームビルディング系

歓迎会の進化系というイメージなのが、チームビルディング系の親睦会です。新たなチームの発足時やプロジェクトの立ち上げ時に開催すれば、メンバー同士のキャラクターを知り合うことができるため、翌日から仕事が円滑に進みやすくなります。

自己紹介を兼ねた「名前リレー」や、各メンバーの自己紹介を聞いたうえで自分以外の人の紹介をする「他己紹介ゲーム」などを取り入れれば、初対面でも親睦を深めやすいです。

スポーツ系

ボーリング大会やバドミントン大会など、スポーツ系の親睦会もおすすめです。チーム編成をして対抗戦やトーナメント戦にすれば、チーム内の一体感が高まりコミュニケーション促進も図れます。

スポーツイベントにする場合は、運動が苦手な人でも楽しめる種目を選びましょう
。最近話題の「ゆるスポーツ」なども良いかもしれません。

アウトドア系

自然の中でリフレッシュできる、バーベキューやキャンプなどのアウトドア系親睦会を開催する企業も増えています。一般的な親睦会より手間はかかりますが、みんなで協力し合って料理を作ったり、テントを設営したりするのは連帯感の向上につながるでしょう。

社内親睦会を盛り上げるポイント

親睦会の余興マジック

最後に、親睦会を盛り上げるコツをご紹介します。「手間のかかる親睦会はしたくないけれど、マンネリ化を改善したい」という方は要チェックです。

余興やゲームを盛り込む

飲み会や食事会をベースにした親睦会でも、ちょっとした余興やゲームをプラスすればイベントの質がグンとアップします。余興は社員有志で出し物をしてもらっても良いですし、芸人さんやマジシャンなど余興のプロに来てもらうのもおすすめです。

ゲームはビンゴ大会やクイズ大会のように手軽なものでOKです。魅力的な賞品を用意すればさらに盛り上がるでしょう。

席次やチーム編成にも配慮を

飲み会でもスポーツ、アウトドア系でも、親睦会を開く際は席次やチーム編成には気を配りましょう。

あえて仕事と同じメンバーでチームをつくり、より結束力を高める考え方もありますが、職場全体のコミュニケーション促進を重視するなら複数部署の混合チームがおすすめです。

イベント会社にサポートしてもらう

「社内親睦会をレベルアップしたい」「親睦会担当者の負担を軽減したい」という場合は、イベント専門の企画運営会社にサポートしてもらいましょう。社内イベントのプロに相談すれば、飲み会プラスαのアイディアや、いつもとはひと味違ったコンテンツの提案・運営が可能です。

当社SMLでは、社内イベントを得意とする実績豊富な「the MOMENT」が社内親睦会を強力にサポートします。親睦会に関する課題を解決したい場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

企画力を高めて社内親睦会のマンネリ化を防ごう

社内親睦会は、参加者一人ひとりが楽しめ、良好なコミュニケーションをとれるコンテンツにすることが大切です。目的を踏まえたうえで親睦会を企画すれば、自社の課題解決につながります。

親睦会の方向性やアイディアは多岐にわたるので、企画に迷ったらアウトソーシングを検討し、魅力度の高いイベントを実施しましょう。