社内イベントを盛り上げたいなら「オープニングアクト」を取り入れるのもおすすめです。この記事では、オープニングアクトの意味・効果とともに、社内イベントに適したオープニングアクトの具体例をご紹介していきます。ぜひ、イベント演出の参考にしてください。
目次
オープニングアクトの意味とイベントに与える効果
「オープニングアクトって何?」という方のために、まずはオープニングアクトの意味や役割・効果などの基本をお伝えします。
日本語の「前座」と同じ
オープニングアクトとは、日本語で言うところの「前座」です。音楽ライブやコンサートではよく見かけますが、最近では社内イベントにさまざまなオープニングアクトを取り入れる企業が増えています。
ライブ進行表などでは「O. A.」と表記されます。オープニングアクトの演者はメインのアーティストの前に演奏し、会場の雰囲気を高めていきます。
イベント冒頭から盛り上がる
オープニングアクトを取り入れると、イベントが冒頭から盛り上がりやすくなります。社内イベントは就業時間内や終業後に開催されることがあるため、社員は仕事モードのまま来場することも。
そうすると、イベントが始まっても会場の雰囲気がなかなか温まらないので、楽しいオープニングアクトで刺激を与えると効果的です。インパクトのあるオープニングアクトは参加者の気分をスムーズに切り替え、テンションを高めてくれるでしょう。
イベント内容に合うオープニングアクトを検討しよう
オープニングアクトはイベントの内容にマッチしたものを採用するのが基本です。たとえば、厳かな式典系のイベントにお笑い系のオープニングアクトを取り入れるのは不適切です。
イベントの雰囲気にそぐわないオープニングアクトは場をしらけさせてしまうため、イベントの主旨・目的を踏まえた演目を検討しましょう。
パフォーマンス時間は5〜10分
一般的に、オープニングアクトに割り当てられる時間は5〜10分程度です。短すぎると会場全体の空気を温めにくいですし、長すぎると見ている側の集中が切れて「イベントはまだ始まらないの?」とストレスを感じさせてしまいます。
オープニングアクトは、あくまでもイベントを盛り上げるためのサブコンテンツという位置づけです。ライブやコンサートでは前座が15分以上演奏することもありますが、社内イベントではなるべく10分以内に収まるようにしましょう。
どんなイベントに最適?オープニングアクトの具体例
では、社内イベントにはどのようなオープニングアクトが適しているのでしょうか。おすすめの具体例をご紹介します。
歌・楽器系
イベントの内容や雰囲気に合わせやすく、参加者のテンションを自然に高めてくれるのが「歌・楽器系」のオープニングアクトです。
プロの歌手やピアニストなどを呼び、誰もが知っている楽曲を歌ったり演奏したりしてもらえば、参加者も自然とステージに注目して聞き入るでしょう。
テンションを一気に盛り上げたい場合は、迫力のある和太鼓パフォーマーや、人気歌手・グループに来てもらうという選択肢も。
かしこまった式典系でも楽しいパーティ系でも取り入れやすく、汎用性が高いので、初めてオープニングアクトを導入する企業にもおすすめです。
大道芸・パフォーマンス系
思わず拍手してしまうような、大道芸などのパフォーマンス系も社内イベントのオープニングアクトに適しています。
普段、ハイレベルなパフォーマンスを間近で見る機会はあまりないでしょうから、超絶技を目の当たりにすれば瞬時に盛り上がること間違いなしです。周年パーティや忘年会など、楽しい雰囲気にしたい社内イベントにおすすめです。
有名タレント・お笑い芸人系
テレビで話題の有名タレントやお笑い芸人を呼ぶのもおすすめです。イベント冒頭で突然有名人が出てくる演出は意外性があるので、参加者のテンションはかなり上がるでしょう。
社内イベントや会社にちなんだトークやネタをしてもらえば、会場全体がいい雰囲気になるはずです。人気タレントのギャラや場の雰囲気を変えるパワーを踏まえると、規模が大きいイベントに向いています。
社員有志によるオープニングアクトもおすすめ
予算などの都合でプロの演者を呼べない場合は、社員みずからオープニングアクトをするという選択肢もあります。社内でオープニングアクトに参加してくれる有志を募り、歌や踊りなどを披露してもらいましょう。
アットホームな社内イベントに最適
社員有志によるオープニングアクトは、プロレベルのパフォーマンスは期待できませんが、アットホームな雰囲気を高めてくれます。
大きな会社のイベントだとあまり盛り上がらない可能性があるので、手作り感のある小規模な会社のイベントにおすすめです。
イベントを冒頭から盛り上げるオープニングアクト
イベントの目的・内容に合ったオープニングアクトを取り入れると、参加者の緊張感が解けて自然と場が盛り上がります。
会場の雰囲気が温まると、その後の進行がスムーズになる効果も期待できます。冒頭から参加者の気分を高めたい場合は、イベントに華を添えてくれるオープニングアクトを取り入れてみてはいかがでしょうか。