社内イベントの幕開けは、注目を集めるような演出で飾りたいところです。オープニング映像はインパクトが大きく、かつ効果的な演出の1つ。上手く活用すれば、参加者の心を大きくつかむことができます。オープニング映像の目的や、映像に盛り込むべき内容、制作費用の相場など見ていきましょう。
目次
オープニング映像の目的・メリットとは?
社内イベントにおけるオープニング映像上映には、いくつかのメリットがあります。ただし、そのメリットを得るには、明確な目的をもつ映像を制作しなければなりません。オープニング映像の目的と、メリットについて解説します。
イベントのテンションアップ
オープニング映像の主目的であり、メリットといえるのが、イベントのテンションアップです。オープニング映像は、イベント開始を告げるファンファーレのようなもの。参加者の注目を集め、気分を高めてくれます。
ただし、喚起するテンションの度合いはイベントに応じて調整しなければなりません。フォーマルなものであれば、派手な映像でテンションを煽るよりも、荘厳なイメージの映像で参加者の気を引き締めたほうが効果的です。
社員の一体感・モチベーションアップ
オープニング映像には、社員の一体感やモチベーションを高める効果があります。映像の中に、社員に向けたメッセージを込めることができるのです。
たとえば、会社のビジョンや直近の業績。これらの情報を、オープニング映像を通して伝えることにより、社員の一体感とモチベーションがアップします。
オープニング映像に盛り込む内容は?
社内イベント用のオープニング映像は、1〜3分程度にまとめることが一般的。短時間の映像で高い効果を得るには、内容をしっかり練る必要があります。オープニング映像に盛り込むべき内容を、詳しく見ていきましょう。
興味をひく視覚・聴覚効果
オープニング映像の冒頭には、イベント参加者の興味をひく視覚・聴覚効果を入れる必要があります。
映像冒頭の視覚効果にあげられるのは、文字とアニメーション。会社のロゴやイベントタイトルなどをアニメーションつきで表示することにより、参加者の興味をひくことができます。
映像冒頭の聴覚効果にあげられるのは、音楽とSE(効果音)です。大音量で流れる音楽やSEには、参加者の注意をひく効果や、イベントへの期待感を高める効果があります。
ストーリー・メッセージ
社内イベントのオープニング映像には、ストーリーやメッセージを入れることが一般的。ここでいうストーリーとは、会社の沿革や業績、過去1年間の出来事などを指します。
メッセージにあげられるのは、前述したビジョンや会社の理念、上司からの感謝の言葉など。これらストーリー・メッセージを盛り込むことにより、オープニング映像は感動的で見応えあるものとなります。
社内風景
社内風景を盛り込むことにより、オープニング映像は親近感のわくものとなります。業務に打ち込む同僚の姿は、イベント参加者の共感を招くもの。普段の努力や苦労が思い出されて、スクリーンに見入ってしまう参加者もいることでしょう。
タイトル
オープニング映像の費用相場
クオリティの高いオープニング映像を作りたいなら、プロに制作を任せるのも1つの手です。映像制作を依頼するには、まず予算を組まなければなりません。適正な予算を組めるように、オープニング映像制作にかかる費用相場を知っておきましょう。
10〜20万円の予算は必須
オープニング映像の制作には、最低でも10〜30万円程度の費用がかかります。映像制作は、多数の人材を用いて成される作業。人件費がかかるため、どうしても費用が高額になります。
オープニング映像制作をプロに依頼するなら、少なくとも10万円、できれば30万円以上の予算を用意してください。
予算が少ない場合の対処法
イベントの規模や会社の都合によっては、オープニング映像用に10万円の予算を組めない場合もあることでしょう。予算が少ない場合は、以下の方法での対処を試みてください。
- 予算が少ないことを映像制作会社に伝える
- 社内で映像素材を用意する
- クラウドソーシングを活用する
多くの映像制作会社は、限られた予算内での映像制作について相談に乗ってくれます。まずは映像制作会社に問い合わせを行い、予算の上限を伝えてください。真摯な制作会社であれば、低予算でも実現できる企画を提案してくれます。
次に、映像素材の用意について。会社側で映像素材を用意することにより、オープニング映像制作にかかる費用を削減できます。社内の映像や、顧客へのインタビュー映像などであれば、会社側で用意できるはず。多数の映像素材を自社で用意すれば、そのぶん撮影費用を削減できます。
最後に、ランサーズなどのクラウドソーシングを活用する方法もあります。制作クリエイターに直接依頼することで、コストを抑えることができます。ただし、動画の企画・制作要件はある程度会社側でまとめる必要があります。クリエイターに制作内容を正しく伝えることができないと、後々トラブルになってしまう可能性があるためです。
おすすめの映像制作会社3選
無数にある映像制作会社の中から、オープニング映像制作におすすめの3社を厳選しました。制作依頼先選びの参考にしてみてください。
株式会社PROOX(プルークス)
「株式会社PROOX(プルークス)」は、制作実績が豊富な映像制作会社。ウェブサイトでは過去の実績を多数公開しており、実際の動画を見て作品のクオリティを確かめることができます。
PROOXの映像制作価格は、エントリープランが30万円からとやや高額。とはいえ、より少ない予算での映像制作にも、PROOXは柔軟に対応してくれます。
株式会社LOCUS(ローカス)
「株式会社LOCUS(ローカス)」は、大手企業のウェブCMを多数手がける映像制作会社。自社サイト上に、200件以上の制作実績・事例を公開しています。
動画制作サービス「Fast Video」を用意していることも、株式会社LOCUSの特徴です。Fast Videoは、専用サイトやスマホアプリを使い、手軽にオリジナル動画を制作できるサービス。制作価格が1本1万円からと安く、低予算でオープニング映像を作成できます。
グローバル・ジャパン・コーポレーション
「グローバル・ジャパン・コーポレーション」は、コストパフォーマンスの高さを売りとする映像制作会社。最安プランの料金が3万〜10万円と安く、低予算で高クオリティの映像を制作してくれます。
修正費用を無料としていることも、グローバル・ジャパン・コーポレーションの魅力。追加料金なしで制作物を修正できるため、限られた予算内で納得ゆくオープニング映像制作を実現できます。
オープニング映像制作はイベント代行業者に相談できる!
社内イベント用のオープニング映像制作は、プロに依頼するのが一番。ただ、はじめて映像制作にチャレンジする場合、制作会社選びで迷ってしまうかもしれません。
もし、映像制作会社の選択で迷ったら、イベント代行業者の力を借りるのも1つの手です。イベント代行業者に相談すれば、オープニング映像の制作だけでなく、イベントの演出についてもアドバイスを受けることが可能。充実した社内イベントを実現したいなら、イベント代行業者の利用をご検討ください。