多くの企業が社内イベントの有用性を再認識する中、定期的に社内レクリエーションを実施するところも増えています。そこで今回は、社内交流におすすめのレクリエーション案をご紹介します。インドア系・アウトドア系に分けてお伝えするので、自社向きのコンテンツを探してみましょう。

社内レクリエーションの効果・メリット

社内レクを楽しむ社員

まず、社内レクリエーションを実施するメリットを確認しておきましょう。

社内交流の促進・結束力向上

社内レクリエーションには、社員同士のコミュニケーション促進や結束力の向上が期待できます。

どのようなコンテンツにするかにもよりますが、チームで取り組むものにすれば、食事会で話すより密なコミュニケーションがとれ、人となりを知るのに役立ちます。自然とメンバー同士の一体感が高まるので、イベント後は仕事上のコミュニケーションが円滑になるでしょう。

リフレッシュできる

レクリエーションには、「疲れを癒して元気を回復するための娯楽」という意味があります。そのため、社内レクは従業員が純粋に楽しむことが第一の目的と考えておきましょう。企業が実施するイベントなので娯楽一辺倒ではふさわしくないですが、ある程度の娯楽性があるコンテンツを選ぶのがおすすめです。

帰属意識の向上

社内レクリエーションは楽しいだけではなく、従業員の帰属意識を高めるのにも役立ちます。最近は従業員のエンゲージメント向上を課題に挙げる企業が増えています。その点、社内レクは人間関係の円滑化や職場の一体感の醸成に有効なので、会社に対する親近感や信頼感の向上につながります。

社内イベントにふさわしいレクの方向性・案

陶芸にチャレンジする社員

では、社内イベントに適したレクリエーションとはどのようなものでしょうか。娯楽性があり取り入れやすいレク案をインドア系・アウトドア系に分けてご紹介します。

インドア系レク案

インドア系のレクは天気に左右されず、誰でも参加しやすいところが魅力です。ここでは4つの方向性を選んでみました。

謎解きゲーム

社内レクに知的な要素をプラスしたい場合におすすめなのが、謎解きゲームなどのビジネスゲームです。

チームに分かれて時間内に謎を解いていくゲームで、みんなでアイディアを出し合いながらさまざまな謎を解いていく過程は普段の仕事に通じるものがあります。

最近人気があるリアル脱出ゲームの社内レク版のようなイメージで、楽しみながらチームワークを高めることができます。

クッキングパーティー

みんなで料理を作るクッキングパーティーは、食事会を兼ねることができて一石二鳥。チームに分かれて異なる料理を作れば、お互いの料理の感想を伝え合いながら楽しい時間を過ごせるでしょう。数種類のカレーを味比べしたり、色々な国の料理にチャレンジしたりするのもおすすめです。

アート体験

陶芸や水彩画、生け花などのアート体験もおすすめです。苦手意識がある人もいますが、仕事とは全く異なる体験をすることで、創造性が刺激され仕事にも好影響があるかもしれません。

芸術鑑賞

アート体験はハードルが高いという場合は、芸術鑑賞でもよいでしょう。コンサートや演劇、歌舞伎など選択肢は色々あります。プロの生演奏や伝統芸能に触れることで、感受性が刺激され、リフレッシュ効果が期待できます

スポーツ・アウトドア系レク案

「みんなで体を動かしたい!」「自然の中でレクを楽しみたい」という場合は、以下のようなスポーツやアウトドア系のレクを検討しましょう。

BBQ

アウトドア系のレクの中でも人気なのがバーベキューです。開放感のある雰囲気の中でワイワイと料理や食事を楽しめるので、打ち解けたコミュニケーションが可能に。業務連絡程度の交流しかなかった人とも、お酒を片手に色々な会話を楽しめるでしょう。

ウォークラリー

ウォークラリーは子供の頃に体験したことがあるかもしれませんが、大人でも十分に楽しめます。自然に囲まれた環境でおこなわれるのでリフレッシュになりますし、ウォーキングによる運動効果も期待できます。謎を解きながらゴールを目指すという知的要素もあり、チーム力も問われます

チャンバラ合戦

「子供のように思い切りはしゃぎたい!」という場合は、チームビルディングにも有効なチャンバラ合戦というアイディアも。

その名のとおりチャンバラですが、肩に命代わりのボールを装着してスポンジ製の刀で相手チームのボールを落として競うというものなので、性別や年齢を問わず楽しめます。チーム対抗戦ですから、作戦や役割分担も重要です。

バブルサッカー

バブルサッカーとは、大きく膨らましたバブルボールに上半身を入れ、その状態でサッカーを楽しむ新しいアクティビティ系スポーツです。

バブルボールに包まれているので転んでも痛くないですし、見た目のユニークさも相まって盛り上がること間違いなし。運動が苦手な方でも楽しめます

社内レクリエーションを成功させるコツ

社内レクで笑う社員

さいごに、社内レクを成功させるためのコツをご紹介します。

参加しやすい日程・場所にする

どんなに魅力的なレクリエーションでも、参加しにくい日程や場所だと不満につながってしまいます。

できれば休日開催は避け、平日に実施しましょう。また、家庭の事情などで遠方に出向くのが難しい人がいる場合は、近場で開催できるレクやインドア系レクにするなどの配慮も忘れずに。

企画段階からアウトソーシングする

「ユニークな社内レクがしたいけど、いい案が思いつかない」「社内レクに手間をかけたくない」という場合は、企画段階からアウトソーシングしてみてはいかがですか。

社内レクリエーションは企画がイマイチだと参加者の興味を惹きつけることができず、盛り上がりに欠けてしまいます。でも、社内イベントの実績豊富な専門会社なら、ニーズに合った企画を練り上げ、スムーズに運営してくれます

当社SMLでは、イベント企画・運営専門の「the MOMENT」が数多くの社内イベントを手掛けています。楽しい社内レクで従業員のモチベーションやエンゲージメントを高めたい方は、企画から運営までお気軽にご相談ください。

楽しい社内レクで従業員満足度を高めよう

魅力的な社内レクリエーションを実施すれば、社内の活性化やモチベーション向上につながります。レクには多種多様な方向性やアイディアがあるので、企画に困ったらイベント会社を頼るのも一案。自社に合う企画を練り、従業員満足度の高い社内レクを実施しましょう。