照明演出を取り入れて社内イベントの雰囲気アップ！効果的な演出方法とは

イベントを盛り上げる演出に欠かせないのが照明です。効果的なライティングは会場の雰囲気アップに役立つので、社内イベントでもうまく活用したいですよね。この記事では、照明演出の役割・メリットを解説するとともに、照明の基本的な種類をご紹介します。

社内イベントにおける照明演出の役割・メリット

照明演出というと音楽ライブや演劇のイメージがあるかもしれませんが、社内イベントに取り入れるとさまざまな効果が期待できます。ここでは3つの役割とメリットをご紹介しましょう。

効果的なライティングで、イベントを思いどおりの雰囲気に演出しましょう。照明の役割は会場全体を明るくするだけではありません。照明を適切に使い分ければ、色彩・陰影・奥行きがプラスされ、イベントを視覚的にも一層魅力的なものにしてくれます。

ライティングが全くないイベントは味気ない雰囲気になってしまうので、印象に残る社内イベントにしたいなら照明演出を検討したほうが良いでしょう。

照明演出は、壇上の人を目立たせたいときにも抜群の効果を発揮します。一般的なシーリングライトは会場をまんべんなく明るくするので、登壇者に注目が集まりにくいです。

社内イベントではスピーチや講演をおこなうことが多いと思いますが、そのような場面では登壇者に自然に視線が向くようなライティングを取り入れると効果的です。

登壇者の表情がとらえやすくなるほか、イベント参加者の集中力も保ちやすくなります。

照明演出にはさまざまな機材・手法があるため、各プログラムの雰囲気に合わせた演出をすることが可能です。たとえば、社内イベントでは以下のような場面が予想されます。

このように、イベントの要所要所でプログラムの進行に応じて照明演出を変えると、参加者のテンションをコントロールしやすくなります。また、イベント全体が間延びせずメリハリのある雰囲気になるので、参加者の印象にも残りやすいでしょう。

では、社内イベントにはどのような照明が適しているのでしょうか。イベントの照明演出でよく用いられる代表的な照明の種類をご紹介します。

スポットライトは、目立たせたい場所を部分的に照らしたいときに欠かせない照明機材です。会場の照明を落としてスポットライトを使うと、特定の人物や物が浮かび上がるので、自然と参加者の視線を集められます。

人の動作に合わせて動かせる「フォローピンスポットライト」や、数色のカラーフィルムを切り替えられる「カラースポットライト」などの種類があります。

照明でさまざまな演出をしたい場合は、テレビ番組や音楽ライブなどでもよく使われているムービングライトがおすすめです。

ムービングライトは光の向き・色・形状を変えることができるため、プログラムの雰囲気に応じて多彩な演出を加えられます。

機材によっては、灯体を回転させたり付属のミラーを動かしたりすることができ、立体的かつ色彩豊かに演出できます。表彰者の登場シーンなどをドラマティックに見せたいときに効果的です。

定番のスポットライトやムービングライト以外に、ミラーボールやスモークマシンを使うのも効果的です。カラフルな光を広範囲に照射できるミラーボールは、パーティ系のイベントを華やかな雰囲気にしたいときにおすすめ。

また、水性の煙が出てくるスモークマシンには光の筋を際立たせる効果があるので、照明の演出効果さらに高めることができます。

上記のような照明機材はレンタル業者から借りることができますが、照明演出はプロに代行してもらいたい場合は専門業者に依頼しましょう。

スピーチしている人をスポットライトで照らすだけの、シンプルな照明演出ならレンタルでも対応できるでしょう。機材はシンプルなスポットライトなら1日あたり3,000円程度でレンタル可能です。

なお、機材をレンタルすると社員が自分でライティングをすることになります。あらかじめレンタル業者に使い方を確認したうえで借りるようにしましょう。

「ライティングを駆使してプログラムごとに演出を変えたい」など、照明演出にこだわりたい場合は専門業者に代行してもらうのがおすすめです。

多彩な演出ができる照明機材もレンタルは可能ですが、不慣れな人だと使いこなせないかもしれません。プロなら場面に合わせた効果的な演出方法も熟知しているので、イベント企画・演出の実績が豊富な代行業者に相談してみましょう。

イベントの規模・内容に合った照明演出を取り入れると、社内イベントの雰囲気にメリハリが付き、参加者のテンションをコントロールしやすくなります。

特定の人物に視線を集めたい場合にも効果的なので、表彰イベントやスピーチなどにも重宝するでしょう。記憶に残る社内イベントにしたいなら、照明演出を取り入れてみてはいかがでしょうか。