社員のモチベーション向上のために社内イベントを実施する企業が増えていますが、定番化すると懸念されるのが「マンネリ化」です。そこで今回は、社内イベントの魅力度を高めるコツやアイデアをご紹介します。定番行事のマンネリ化を防ぐため、ぜひ参考にしてください。
目次
社内イベントはマンネリ化に要注意
懇親会や表彰イベント、周年パーティーなどの社内イベントは、職場の一体感の醸成やコミュニケーション促進などのよい効果が期待できます。
ですが、恒例行事になってきたとき、気をつけたいのはマンネリ化です。
毎回同じような内容だと飽きられる
特定の社内イベントが定番化し、毎年同じような内容で実施されると社員は飽きてきます。最初の数回はもの珍しさもあって盛り上がるかもしれませんが、何回も経験するとパターンが見えてくるので効果も薄れてしまいがちです。
プログラムの流れや演出が毎回似通ったものになっている場合は、いつものイベントの魅力度が増す対策を考えたほうがよいでしょう。
アイデアを絞ってマンネリ化を防ごう
マンネリ化してくると「社内イベントはもう廃止しよう」と考えてしまいがちです。でも、イベントはアイデア次第で新鮮味を加えることができます。
マンネリ化を放置したままイベントを開催していると形骸化し、社員からネガティブな反応が出てくる可能性も。そうなってからでは遅いので、「参加してよかった」と思われるようなアイデアを絞りましょう。
定番イベントを魅力化するコツ・アイデア
では、定番イベントの魅力度を高めるコツをいくつかご紹介しましょう。
感動をプラスする
社内イベントには、ちょっとした「感動演出」をプラスすると効果的です。
たとえば、表彰イベント中に受賞者への「ねぎらいの手紙」を紹介する演出はいかがでしょうか。家族からの手紙を紹介できれば、本人だけではなくほかの社員も感動します。上司や同僚によるお祝いコメント動画を用意するのもおすすめです。
社員にスポットを当て、感情が動くような演出を加えれば、会場全体がポジティブな雰囲気になるでしょう。
非日常感を演出する
お花見や納涼会など、季節に合わせて行なわれる懇親系のイベントもマンネリ化しやすいですよね。懇親イベントのように自由度が高いイベントは、いつもの開催場所・内容にとらわれず、非日常感を取り入れるとマンネリを打破できます。
たとえば、キャンプが苦手な人でも手軽にアウトドア感を楽しめるグランピングや、贅沢な気分を味わえるクルージングパーティーなど、非日常を満喫できるコンテンツであれば社員の好奇心を刺激できるはずです。
食事にこだわる
参加者の満足度を高めるには、食事にこだわることも重要なポイントです。社内イベントには食事がつきものですが、手軽なおつまみやスナック類だけだと社員のテンションは下がってしまいます。
そのため、社内イベントでは食事代はあまりケチらないようにしましょう。温かい料理が提供されるケータリングを利用するのもおすすめです。
景品を用意する
懇親イベントやスポーツ系のイベントでは、景品を用意すると盛り上がります。ゲームや対抗戦は、やはり「ごほうび」があるのとないのでは参加者のモチベーションも変わってきます。みんなが「絶対ほしい!」と思うような景品であれば、いつものコンテンツもいっそう白熱するでしょう。
ちょっとユニークな社内イベントのアイデア
さいごに、ユニークな社内イベントのアイデアをご紹介します。
アクティビティ系のイベント
体を動かす社内イベントといえばボーリング大会などが定番ですが、最近ではさまざまなアクティビティ系のイベントがあります。対戦系のコンテンツであれば脱出ゲームやチャンバラ合戦がおすすめですし、ストレス解消や体力アップに役立つヨガイベントも喜ばれるかもしれません。
社会貢献・ボランティア系のイベント
社会貢献につながるイベントを実施するというアイデアも。地域の清掃活動や緑化活動に参加したり、会社を挙げて木を植えるイベントを実施したり、方向性は色々とあります。ボランティア活動を介して、地域の人々や社外の人とのつながりができれば、社員の人間的な成長も期待できます。
イベント運営のプロならアイデア出しもOK
魅力的な企画・演出で社内イベントのマンネリ化を防ぎたいなら、イベント運営のプロに相談しましょう。イベント企画の刷新に注力すると本業がおろそかになりがちですが、外注すれば効率的ですし、主旨に合った企画を提案してもらえます。
当社SMLでも社内イベントの企画を承っています。イベントの企画・運営に特化した「the MOMENT」というプロ集団が、いつものイベントを魅力化するアイデアをご提案いたします。
魅力的なアイデアでイベントを盛り上げよう
社内イベントは毎回同じような内容だと飽きられてしまいますが、アイデア次第で魅力度はアップします。社員の参加意欲や満足度を高いレベルで維持するには、感動や非日常を演出するなどの対策が有効です。ご紹介したアイデアを参考にしながら、社員に「社内イベントが楽しみ」と思われるような企画や演出を考えましょう。