社外向けイベントの成否は、集客にかかっています。PRイベントや展示会・商談会などの企業イベントには、多くの来場者を集めなければなりません。イベント集客の基本やポイントを、本記事で学んでみてください。集客に役立つイベントアイデアもご紹介します。
目次
イベント集客の基本を解説
基本を押さえずして、イベント集客は成功しません。企業イベントの担当者が押さえておきたい、集客の基礎知識を見ていきましょう。
集客方法を選ぶ
イベント集客の方法として、以下の6つがあげられます。
- 広告(チラシ)
- ポスティング
- ポスター
- ダイレクトメール
- Eメール
- インターネット
どの集客方法を採用するかは、イベントの内容や規模、集客対象を踏まえて決定しましょう。
広告やポスティング、ポスターは、特定地域の人々にイベントを告知する方法です。大きなイベント向けの集客方法であり、数十万〜百万円以上の費用がかかります。
ダイレクトメールとEメールは、対象を絞ってイベント告知する方法です。ダイレクトメールの利用には、最低数万円の費用がかかります。Eメールは、ほぼ無料で利用可能。ただし、ほかのメールに紛れてしまい、対象者に読んでもらえない可能性があります。
インターネットを使った集客は、現代の企業イベントに欠かせません。SNS(Twitter、Instagram、Facebookなど)を上手く活用すれば、高い集客効果を得られます。
不特定多数の参加者を募りたいなら、TwitterやInstagramを利用しましょう。ハッシュタグ(投稿にラベルを付ける機能)の活用により、多くの人々にイベント開催を知らせることができます。
対象者を絞ってイベント告知したい場合は、Facebookや自社ウェブサイトを活用しましょう。これらウェブメディアは、イベント詳細情報の公開に向いています。Facebook・自社サイトへの呼び込みには、EメールやLINEなどを活用してください。
ポータルサイトを活用する
インターネットを使った新しい集客方法として、ポータルサイトが注目されています。ポータルサイトとは、各種ウェブページやサービスの玄関口となってくれるウェブサイトです。
以下でご紹介する2サイトは、イベント告知に特化しています。自社イベントの集客に活用してみてください。
everevo
「everevo(イベレボ)」は、イベント管理に役立つポータルサイト。イベント告知や申し込み、参加人数の掌握などに役立ちます。無料イベントの告知であれば、掲載料金は発生しません。
告知’s
「告知’s(こくちーず)」は、誰でも簡単にイベント告知を行えるポータルサイトです。イベント登録料は無料。作成した告知ページには、申し込みフォームを設けられます。また、掲載するイベントには、定員を設定することが可能。参加者名簿の印刷にも対応しています。
イベント集客のポイント
イベントに多くの人を集めるには、ターゲットが興味を持つよう工夫しなければなりません。以下で解説するポイントは、最低限押さえるようにしてください。
企画が最重要
いかに集客方法を工夫しても、企画が魅力的でないイベントには人は集まりません。言い換えるなら、魅力的な企画を立てることが、究極の集客方法だといえます。
イベント企画を立てる際は、まずターゲットを明確にしましょう。そのうえで、イベント参加者の立場で企画を考えます。イベントから参加者が得られるものは何なのか。この点を重視して企画づくりを進めてください。
イベントタイトルにこだわる
魅力的な企画を立案したら、次に行うべきはイベントタイトルの作成です。イベントタイトルは集客を左右する重要要素。タイトルで興味を引けなければ、求める集客は得られません。
イベントタイトルは、参加者のメリットがわかるものにしましょう。抽象的なタイトルはNGです。具体的には、タイトル先頭にターゲットの目を引くキーワードを置きます。続いて、メリットをわかりやすく提示してください。
参加特典を用意する
イベント参加者を募る呼び水となるのが参加特典です。イベント内容に合わせて、以下のような特典を用意しましょう。
- オリジナルグッズ
- 商品・サービスの割引券
- 無料コンサルティング
- フリードリンク・フリーフード
特典でお得感を出すことにより、集客アップを実現できます。ただし、特典はあくまでオマケです。企画とタイトルづくりをしっかり行ったうえで、特典を考えるようにしてください。
イベント業者を使った集客アイデア
イベント業者を活用すれば、企業イベントにより多くの人を集められます。3つの集客アイデアをご紹介しますので、イベントづくりの参考にしてみてください。
集客用YouTube動画を制作する
YouTube動画は、強力な集客アイテムとなります。プロの映像制作業者を活用すれば、高クオリティの集客用動画を制作することが可能。完成した動画をYouTubeで公開すれば、不特定多数の視聴者に対してイベント開催をアピールできます。
ただし、YouTube動画の制作費用は、20万〜100万円程度と高額です。イベントの規模や予算、期待できる効果などを踏まえたうえで、動画制作の是非を決めてください。
特別な演出を用意する
イベント業者を活用すれば、企業イベントに特別な演出を用意できます。どのような演出を手配できるのか、例をあげてみましょう。
- ダンスパフォーマンス
- 生演奏
- マジックショー
- ジャグリング
- 芸能人によるトークショー
- お笑い芸人による漫才ショー
上記のような演出を用意すれば、イベントが華やかになります。これら演出は話題づくりにも有効。多少の費用はかかりますが、イベントに盛り込む価値は大です。
お祭り風イベントに仕立てる
イベント業者の力を借りれば、お祭り風の企業イベントを実施できます。大型アイスボックスや鉄板調理器、屋台、景品撃ちゲームなど、お祭りに必要なグッズはレンタルすることが可能です。
大人向けのお祭りイベントに仕立てるなら、DJを派遣してもらうのもよいでしょう。お祭り風のイベントは、地域交流や自社PRに役立ちます。
集客できる企画づくりをサポートします!
先に触れたように、イベントの集客は企画に大きく左右されます。とはいうものの、ターゲットの興味を引く企画を立てられず、悩んでいるイベント担当者様も多いことでしょう。
当社SMLにご相談いただければ、企画づくりの悩みは解決します。SMLはイベント企画・実施をサポートするプロ。豊富なイベント知識を駆使して、集客できるイベントづくりをお手伝いさせていただきます。イベント企画にお悩みなら、ぜひご一報ください。