会場装飾はどうする？社内イベント会場を魅力的に演出するコツ

社内イベントを成功させたいなら、会場装飾も抜かりなくおこなうことが大切です。参加者の気分を盛り上げるためにも、イベントの主旨にふさわしい雰囲気を作りたいですよね。会場装飾でイベントを魅力的に演出するコツをチェックして、自社に合う会場演出の方向性を検討しましょう。

イベントを成功させるには会場装飾にも気を配ろう

企画内容や段取りに意識が向きやすいですが、雰囲気を盛り上げるためには会場装飾についてもしっかりと準備することをおすすめします。まずは、会場装飾が必要な理由と得られる効果を確認しましょう。

どんなに素晴らしい企画内容でも、会場に一切装飾が施されていない状態だと魅力が半減してしまいます。

ホテルの宴会場なら色々な装飾をしなくてもそれなりに雰囲気が出ますが、会社の会議室などを利用する場合は何らかの装飾をしないと殺風景です。

ですから、イベントの主旨・内容に合う装飾方法についても企画段階で検討するようにしましょう。

適切な会場装飾には、参加者の気分を高めて一体感を生み出す効果が期待できます。イベントが就業時間内や終業後に開催される場合、社員の気分は仕事モードのままかもしれません。

そのとき、イベント会場がいつもの会議室とほぼ同じ状態だと、イベントやパーティモードに気分を変えることは難しいでしょう。それらしく装飾してある会場なら気分も切り変わりやすく、イベントが始まる前から参加者の期待感を高められます。

では、実際にどのように会場を装飾すれば良いのでしょうか。イベント内容ごとのポイントをご紹介しましょう。

社内イベントの会場装飾を検討する際は、まず演出のテーマやコンセプトを決めるようにしましょう。

「とにかく派手に飾っちゃおう！」というノリでやみくもに飾り付けてしまうと、統一感がなくなり、イベントの主旨から外れた雰囲気になってしまうことがあるので要注意です。

たとえば、「新規事業の船出を祝う＝海・船をテーマにする」というように方向性を決めておくと、装飾アイテムが選びやすくなりますし、参加者にも意図が伝わりやすくて一石二鳥です。

表彰式やオープニングセレモニーなど、ちょっとかしこまった雰囲気の式典系イベントの場合は、オフィシャル感が出る祝賀アイテムを用意しましょう。定番アイテムとしては以下のようなものがあります。

静粛な式典系イベントの会場装飾は「お祝いだけど華やかすぎてはNG」という方向性なので、上記アイテムを利用してそれらしい雰囲気を演出しましょう。

周年パーティや忘年会など、楽しい雰囲気のパーティ系イベントは、見た目からそのイベントの主旨が伝わるような会場装飾を意識しましょう。

前項の式典系イベントだと装飾方法に大体のパターンがありますが、パーティ系は自由度が高いのでテーマやコンセプト作りが肝となります。

華やかな雰囲気にできる会場装飾アイテムの一例としては、以下のようなものがあります。

中でもバルーンは会場装飾の定番ツールです。さまざまな文字や数字をかたどったものや、動物・キャラクターを模したものなど多種多様なデザインがあるので使い勝手が良いです。

会場の入り口やテーブル周りなど、細かい部分もテーマや季節に合う装飾をして、参加者のワクワク感を高めましょう。

小規模な会社の場合、社内イベントは会議室やフロアを利用することが多いのではないでしょうか。その場合でも、事前にテーマやコンセプトを決めておけば効果的な演出が可能ですし、アットホームな雰囲気にできます。

会場装飾の予算が限られている場合でも、上記でご紹介したアイテムを用意してDIYで飾り付けをすれば費用を抑えられます。会議室の長机もテーブルクロスを敷けばOKです。

以下のようなレンタルサービスもあるので、イベントに合うアイテムを借りることも可能です。

また、100円ショップにもバルーンやモールなどの会場装飾に適したアイテムがあるので、積極的に活用しましょう。

DIYでは難しい、大掛かりな装飾をフロア全体に施したい場合はイベント専門の代行業者に外注しましょう。

専門業者なら、テーマに合う仕掛け・巨大フィギュアなどを用意することや、会場までの動線を含めてフロア全体をくまなくイベントの世界観に彩ることも可能です。いつものフロアが非日常空間になりますよ。

社内イベントの準備では、会場装飾についてもしっかりと計画を立てましょう。

テーマやコンセプトを決め、イベントの主旨に合う装飾を施すとそれらしい雰囲気が出て参加者の気分も高まります。予算を抑えたい場合はDIY、本格的な装飾をしたいなら代行業者に外注するなど、イベントの規模と予算に合う演出で心に残る催しにしましょう。