ほとんどのイベント用品は、レンタル業者で揃えられます。レンタルを上手く使えば、社内イベントの経費を節約することが可能。ただし、イベント用品のレンタル業者は、よく吟味して選ぶ必要があります。イベント用品レンタル業者の選び方や、レンタル費用の相場を見ていきましょう。

イベント レンタル業者選びのポイント

握手する男性

イベント用品のレンタルを利用するには、まず業者選びを行わなければなりません。イベント用品のレンタル業者選びで押さえるべきポイントを、3つご紹介します。

取り扱い商品をチェック

イベント用品のレンタル業者選び第1のポイントは、取り扱い商品のチェックです。イベント用品のレンタルは、商品ラインナップが豊富な業者で行うことが肝要。なるべくなら、イベントに必要な用品をすべて調達できる業者を見つけたいところです。

イベント用品の調達先を1社に絞れば、レンタル料金の支払いが一度で済みます。イベント終了後の用品返却も一度に済むため、撤収に手間がかかりません。レンタル業者選びの第一歩として、商品ラインナップが豊富な業者を探してみてください。

レンタル期間の計算方法をチェック

イベント用品のレンタル業者選び第2のポイントは、レンタル期間の計算方法のチェックです。レンタル期間の主な計算方法には、以下の2パターンがあります。

  • 引き渡し日と返却日をレンタル期間に含む
  • 引き渡し日と返却日はレンタル期間に含まない

後者のパターンであれば、正味の商品使用日のみがレンタル期間になります。つまり、引き渡し日と返却日は、レンタル料金が発生しません。

もし、1日あたりのレンタル料金が同額なら、使用日のみがレンタル期間となる業者を利用したほうがおトクです。イベント用品のレンタル業者を選ぶ際は、こうした料金の条件をしっかりチェックしましょう。

配送・回収方法をチェック

イベント用品のレンタル業者選び第3のポイントは、商品配送と回収方法のチェックです。

多くのイベント用品レンタル業者は、運送会社を使って商品配送と回収を行っています。このため、レンタル用品を利用する際は、運送料を含めて予算を組まなければなりません。

ただ、一部のレンタル業者では、店舗での商品の受け取り・返却を可能としています。店舗で商品の受け取り・返却を行った場合は、当然ながら送料が発生しません。イベントに割ける予算が少ない場合は、こうした業者を活用してみるとよいでしょう。

イベント レンタル費用の相場は?

表に鉛筆をあてる男性

イベント用品をレンタルする際に、必ず押さえておきたいのがレンタル料金の相場です。小型用品と大型用品に分けて、各種イベント用品のレンタル料金相場をチェックしていきましょう。

小型イベント用品のレンタル料金

小型イベント用品のレンタル料金相場を、屋内イベント用、野外イベント用の順に見ていきましょう。まずは、式典やセミナーなどの、屋内イベントに使用する用品のレンタル料金相場から。

  • パイプ椅子・・・200〜300円前後/日
  • 折りたたみテーブル・・・1,000〜1,200円前後/日
  • 紅白幕(5間)・・・1,000〜3,000円前後/日
  • くす玉・・・20,000円前後/日

屋内イベント用貧のレンタル料は、さほど高額ではありません。ただ、数を揃えるとなると、トータルのレンタル費用はある程度高額になります。

続いて、野外で行う交流イベントやファミリーイベントに役立つ、小型イベント用品のレンタル料金相場をチェックしてみましょう。

  • ポップコーン機・・・7,000〜10,000円前後/日
  • 綿菓子機・・・10,000〜15,000円前後/日
  • かき氷機・・・7,000〜10,000円前後/日
  • 消化器・・・3,000〜4,000円前後/日

ポップコーン機や綿菓子機などのレンタル料金には、材料費が含まれません。食品の材料に関しては、別途用意する必要があります。イベントで作り立てのお菓子を出すには、やや高額な費用が必要だと思ってください。

大型イベント用品のレンタル料金

大型イベント用品の多くは、野外で使用します。野外イベントで活躍する、メジャーなイベント用品のレンタル料金をチェックしてみましょう。

  • 集会用テント(約12坪)・・・20,000〜25,000円前後/日
  • やぐら(小型)・・・70,000円前後
  • スクリーン(200インチ)・・・35,000円前後/日
  • エア遊具(超大型)・・・10万〜30万円以上/日

大型イベント用品のレンタル料金は、数万円〜数十万円と高額です。野外で充実した社内イベントを行いたいなら、100万〜200万円程度のまとまった予算を組んでください。

レンタル料以外の費用

イベント用品のレンタルを利用すると、レンタル料金以外の費用が発生する場合があります。前述した運送料はその1つです。テントやエア遊具などの大型用品をレンタルした場合は、運送料のほかに設置費用や撤収費用が発生します。

設置費や撤収費は、商品の数量や現場の状況などにより変動するので要注意。諸費用で予算オーバーとならないように、契約段階で料金確認をしっかり行ってください。

ジャンル別おすすめイベント レンタル業者

握手する男女

イベントのジャンル別に、おすすめのイベント用品レンタル業者をご紹介します。レンタル業者選びの参考にしてください。

室内イベントにおすすめのレンタル業者

室内イベントに使えるレンタル用品をお探しなら、「ダスキンレントオール」をチェックしてみてください。ダスキンレントオールは、ダスキン系列のイベント事業者。業務用品のレンタルも行っており、室内イベントむけの用品が充実しています。

ダスキンレントオールの詳細はこちら

野外イベントにおすすめのレンタル業者

野外イベントにレンタル用品を利用するなら、「レントオール町田」をチェックしてみてください。レントオール町田は、野外の会場設営に強いレンタル業者。大型テントやキッズコーナーの設営に力を入れており、大がかりなイベントにも対応してくれます。

レントオール町田の詳細はこちら

スポーツイベントにおすすめのレンタル業者

社内のスポーツイベントにレンタル用品を活用するなら、「山王スペース&レンタル」をチェックしてみてください。

山王スペース&レンタルでは、単品のスポーツ用品レンタルはもとより、運動会やスポーツイベントのパッケージプランも用意しています。パッケージプランを利用すれば、手早くスポーツイベントの準備を進められます。

山王スペース&レンタルの詳細はこちら

まずはレンタル業者問い合わせを

イベント用品レンタル業者の多くは、発注者の要望に柔軟に応えてくれます。社内イベントの内容が固まっているなら、まずはレンタル業者に問い合わせを行ってみてください。こちらの要望を伝えれば、イベントに最適なレンタルプランを提案してくれるはずです。