YouTubeを新卒採用に活用する企業が増えています。YouTubeは誰でも無料で使える動画共有サービス。新卒者の獲得に有効であるなら、積極的に利用したいところです。新卒採用にYouTubeを使うメリット、活用のポイント、採用動画の制作方法などを見ていきましょう。

新卒採用にYouTubeを使うメリット

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YouTubeといえば、世界中からさまざまな動画が投稿されるメディア。そんなYouTubeを新卒採用に利用することで、企業はどのようなメリットを得られるのでしょうか。

無数の視聴者にアピールできる

YouTubeを利用すれば、無数の視聴者に対して自社の新卒採用をアピールできます。YouTubeは、世界に10億人以上のユーザーを抱えるサービス。投稿された新卒採用動画は、多様な人々の目にとまることとなります。

多数の学生やその親御さん、学校関係者などに自社を知ってもらう方法として、YouTubeでの動画配信は有効。少ない労力で、高い宣伝効果を得られます。

短時間に多くの情報を伝えられる

YouTube動画は、短時間で多くの情報を伝えられるメディア。1分間の動画に込められる情報量は、ウェブページに換算すると3,000ページ以上に相当します。音声と映像により、膨大な文字情報に匹敵する情報を短時間で伝えられるのです。

YouTube動画と同等の情報を、テキスト中心のウェブページやパンフレットで伝えることは困難。新卒採用業務を効率的に進めたいなら、YouTubeを活用すべきといえます。

繰り返し見てもらえる可能性が高い

YouTubeには、お気に入りの動画をリストに保存する機能があります。新卒採用動画をYouTubeに投稿すれば、就活の参考資料として学生がリストに保存する可能性も。保存された動画は、高確率で繰り返し視聴してもらえます。

新卒採用にYouTubeを活かすポイント

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YouTubeを新卒採用に活用する場合、押さえておきたいポイントがいくつかあります。ここではYouTubeを最大限に活かして、新卒採用を行うためのポイントを解説します。

自社のYouTubeチャンネルを作る

新卒採用動画の配信は、自社のYouTubeチャンネルを開設したうえで行うと効果的。複数の採用動画を配信するなら、採用情報の専門チャンネルを開設してもよいでしょう。

多くのYouTube利用者は、お気に入りのチャンネルを登録して更新情報を受け取ります。採用情報チャンネルの登録者数は、自社に興味をもつ人の数とイコール。チャンネルの登録者数を見るだけで、採用動画の効果を測定できます。

SNSを活用して拡散する

YouTubeに採用動画を投稿しても、学生に動画の存在を知られないことには意味がありません。そこで活用をおすすめしたいのがSNS。フェイスブック、ツイッター、インスタグラムなどを利用すれば、効率的に採用動画を拡散できます。

とくに積極的に活用したいのが、ツイッターとインスタグラム。この2つは20代の利用者が多いうえに、「ハッシュタグ」を使った検索が一般化しています。

ハッシュタグとは、投稿にラベリングを行う機能。自社の投稿に「#新卒採用」のハッシュタグをつければ、同タグで検索を行う学生が情報をキャッチしてくれます。

新卒採用YouTube動画を作る方法

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YouTube投稿用の新卒採用動画を作るなら、映像のクオリティにこだわりたいところ。高クオリティの採用動画を作る方法を見ていきましょう。

動画制作は映像制作会社に依頼する

一般企業の社内で、クオリティの高い動画を作ることは困難。そこで利用したいのが、映像制作会社です。映像制作会社に依頼すれば、プロモーションビデオ風の動画や、現役社員のインタビューが入った動画など、凝った内容の採用動画を高クオリティで制作できます。

制作依頼時に注意するポイント

新卒採用動画の制作は、映像制作会社の問い合わせフォームを通じて依頼できます。制作依頼を行う際は、以下の点に注意しましょう。

  • 予算の上限は決めておく
  • YouTubeへの投稿を前提に話を進める
  • 追加料金の発生条件を確認する

新卒採用動画の制作を依頼する際は、事前に予算の上限を決めておきましょう。前もって予算を決めておくことにより、映像制作会社側も企画を提案しやすくなります。

映像制作会社との打ち合わせでは、YouTubeへの投稿を前提として話を進めてください。これにより、YouTubeに適した動画内容や、ファイル形式を提案してもらえます。

映像制作会社と契約を結ぶ前に、必ずチェックしたいのが追加料金の発生条件。どのような場合に追加料金が生じるのか、映像制作会社に詳しく確認してください。可能であれば、追加料金のリストも提示してもらいましょう。

動画制作の費用相場

新卒採用動画の制作費用は、1本あたり20万〜100万円が相場です。ただし、高クオリティの動画制作には、50万円以上の費用が必要だと思ってください。

上記制作費用は高額に感じるかもしれませんが、費用対効果はかなり高いといえます。というのも一度制作した動画は、YouTubeとSNSを使って無料で拡散できるからです。

無数の学生に新卒募集をアピールする費用と見れば、50万〜100万円の制作費も高くはないはずです。

新卒採用動画制作におすすめの映像会社

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多数存在する映像制作会社の中から、新卒採用YouTube動画の制作におすすめの3社をご紹介します。制作発注先を選ぶ際の参考にしてみてください。

株式会社サイリング

株式会社サイリングでは、ウェブサイト「映像制作コンビニ倶楽部」を通じて動画制作の発注を受け付けています。同ウェブサイトでは、サイリングの豊富な制作事例を確認可能。一部の映像作品は、YouTubeでの視聴が可能となっています。株式会社サイリングの映像制作の料金は、18万円からです。

株式会社サイリングの詳細はこちら

株式会社PROOX

株式会社PROOX(プルークス)は、動画制作および動画マーケティングを手がける会社。セルアニメを含めた、多彩な動画制作に対応します。PROOXのウェブサイトでは、400件近い制作実績を確認可能。映像制作の料金は30万円から。

株式会社PROOXの詳細はこちら

株式会社LOCUS

株式会社LOCUS(ローカス)は、700名以上のクリエイター・スタッフを抱える動画ビジネス専門会社。通常の映像制作のほか、クラウド型アプリ「FastVideo」を通じた低料金での動画制作を行っています。FastVideoによる動画制作は、1本1万円からと安価。

株式会社LOCUSの詳細はこちら

対象を明確にした新卒採用動画制作を!

YouTubeを上手く活用すれば、新卒採用のエントリー者数を増やすことができます。より効率的な人材募集を行いたいなら、求める人物像を明確にしたうえで、採用動画を制作・配信してみてください。

もし、動画制作を含めた新卒採用企画でお悩みなら、当社SMLがお力添えいたします。映像制作会社の手配から、新卒採用イベントの企画まで、ぜひイベント代行業者のSMLにご相談ください。